イヤがる子供

  1. イヤがる子供
  2. 考察


1.イヤがる子供

 

もし、あなたの子供が歯医者に行くのを嫌がるとしたら、その原因は何でしょう?確かに歯医者に一度も来たことの無い子供にとって歯医者は未知の場所ですから、多少の恐怖心はあるかもしれません。しかし、泣き叫ぶ程の恐怖心では無いでしょう。では、なぜ子供はイヤがるのか?それは事前に歯医者は怖い所というイメージが植え付けられているからです。確かに現在、歯医者が大好きという人はあまりいないでしょう。しかし、お母さんやお父さんが歯医者に行って「痛かった」なーんて話を家ですれば子供は「歯医者って痛い所なんだ」と思います。また、歯医者をイヤがる子供にしかるとき「歯医者につれてくよ!」なーんて言えばますます歯医者をイヤがります。気を付けましょう。

歯医者をイヤがる子供を診てもらうには、歯医者のテクニックに依る部分も多々ありますが、子供の親に出来る事は、まず「ウソをつかない」ということではないでしょうか?「痛くないよ」とか「すぐ終わるから」なーんてセリフは子供をダマす事になることもあります。だいたいそんなセリフを言われては歯医者が迷惑です。やめましょう。子供にはハブラシをさぼったせいで虫歯になった事、治療が必要な事をちゃんと説明しましょう。

2才以下の場合、まだ話せば解る年ではないので、あんまりグズルなら抑えつけて治療する事もあるでしょうが、歯医者は怖い所じゃない事を教える為、何もしないで椅子に座るだけで5回ぐらい来院してもらう事もあるようです。

3才以上なら、もう話して解る年です。あんまり「おかーさーん。」なんて泣くようなら、お母さんは診療室に入らず、子供一人で診てもらってもいいかもしれません。お母さんがいると甘える子供もいますから。

 

2.考察

 

子供がイヤがる場合は、親の責任がすべてです。ほとんどの親が子供に甘く、だらしない人が多いのが実情です。歯医者側からみて口には出しませんが「ちゃんと育てろよ。」と言いたくなります。子供の将来の為よろしくお願いします。

実際、子供を診てくれる歯医者は、子供の扱いがウマいという歯医者のパーソナリティーに依る所もあるでしょう。親と歯医者、協力して子供の虫歯をなおすんだ という意識が必要でしょう。