やさしくして

  1. 来院前
  2. 来院
  3. 考察

    1.来院前

     

    歯医者さんで無理に愛想をふりまく事は必要ないと思います。ただ、マナーは存在する訳で、歯医者さんにも気持ちよく、患者さんにも気持ちよく診察を受けるには?を考えます。

    予約をとる 普通、歯医者は「初診随時受け付け」が多いと思いますが、予約をあらかじめ取る事により、待たされない等の多くのメリットがあります。まず、電話にて予約をとりたい旨を伝えて、できれば忙しい土曜の午前、平日の午後はさけて予約を取りましょう。また、前歯か奥歯か、冷たいものがしみるか熱いものがしみるか、など現在の症状を予め伝えておけば歯医者さんとしても、どのくらい時間取ったらいいか?の目安になってありがたいものです。また、予約には、なるべく遅れないようにして、遅れるなら電話にて遅れる旨を伝えましょう。30分以上遅れるなら予約を再度取った方がいいかもしれません。

    歯ブラシをしておく 肛門科に行く前にウンチをしてお尻をふかないで行く人はいないでしょう。歯医者に行く前に歯ブラシをしましょう。

    また、できればニンニクを前日に食べないで、多量の香水、整髪料も好まれません。直前にタバコを吸うのもやめましょう。

     

    2.来院

     

    先ず歯医者に行って初めにする事は問診表を書く事でしょう。この時大切なのはウソを書かないという事でしょう。なんらかの感染症、手術の既往、血圧、糖尿等の病気を書かない事は他人だけでなく、本人の治療にも悪影響があります。また、症状などは本人自身の言葉で書きましょう。

    入室 

    まずケイタイの電源は切りましょう。また、怖がりの人に多いのですが、腕を組むのはあまりいいきがしません。やめましょう。帽子なども脱ぎましょう。

    そして先生に痛い所の説明は、あわてず、ゆっくりと自分の言葉で説明しましょう。そして、痛がりの人はあらかじめ「麻酔のききが悪いんです」等いっておきましょう。歯医者は「私痛がりなんです」と聞いて喜びはしませんが、気を付けてくれるでしょう。また、褒め言葉

    「人に聞いて、ここの先生がいいって言ってたもので」

    も、効果があるでしょう。

    そしてレントゲンや麻酔、治療計画のせつめい、日数、料金等聞いてから治療となりますが、痛い時はガマンせずに手をあげる、他にも

    • 水を吸うパイプが当たって痛い
    • 先生の置いてる手が痛い
    • 口をゆすぎたい
    • 水がとんだ
    • 口を開けているのが疲れた

    等で手をあげてもいいでしょう。歯医者としては健気にガマンするより、どんどん手を上げてもらった方がありがたいのです。

    出室

    ひととうり治療が終わって帰ります。「おだいじに」「ありがとうございました」なんて会話が最後にあって帰るのですが、この時、解らない事は受け付けで聞かず先生に直接聞きましょう。受け付けの人も専門的な事は解らないですし、直接先生に聞いた方が先生も「この人は直す気があるな」と思われて良いでしょう。どんな下らない質問でもいいのです。きっと先生との仲が深まります。

    次回予約

    次回の予約は、できるだけ他の予定が入らない時間にしましょう。あまりキャンセルが多い人は受け付けでチェックされる事もあります。忘れずに行きましょう。

     

    3.考察

     

    まあ最低限の患者のマナーは必要としても、患者に心を開かせるのは歯医者の仕事の内と私は考えます。シャイな歯医者さんでも敬語ではなく友達っぽく話す方がいい、と思っている先生は多いと思います。ここはアナタがひと肌ぬいで会話をしながら治療を受けられるようにがんばってみましょう。